いま、カリフォルニアの週末は「砂金掘り」で過ごす!

金価格の高騰で、「ゴールドラッシュ」が再来。
1日7万円稼ぐ、"手練れ"も出て、「週末の趣味は、川で砂金探し」と答える人が続出している。

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世界のニュースを配信しているエウロパが、「米国・カリフォルニアの川に、週末になると大勢の人が押し掛け、砂金採りに夢中になっている」と伝えています。

かつて、160年前に「ゴールドラッシュ」が起こった、カリフォルニア州北部のアメリカン川沿いには、いま、休日になるとたくさんの人が家族連れで集まり、砂金採りの必需品である「ゴールドパン(円形の深型トレー)」を持って、「砂金探し」に夢中になっているという。これも、金の市況価格が年初から40%以上も上昇し、1900ドル台(1トロイオンス当たり)という高値水準を続けているからです。

カリフォルニア地区では、いまでは「趣味は砂金採り」という人もいるほどで、中には、1日で、1000ドル(7万7000円)を稼ぐ人も出ているそうです。
カリフォルニア州立公園では「米国人だけでなく、ロシアやヨーロッパから観光がてら来る人も多い」と言っています。

砂金は比重が重いために、川底に沈んでいることが多く、丹念に川の底の砂を「パンニング」していくと、運が良ければ、その中にキラッと光る粒子を発見できるかもしれないのです。

もっとも、米国ではカリフォルニアだけでなく、テキサス州でも州中央部を流れるリャノー川で、金の採取作業を行うグループが増えているそうです。テキサス州では、河川は州の保有なので、「砂金採り」を行うには許可手数料250ドル(約1万9200円)を払わなければいけないのですが、作業後の清掃を行えば、発見した金の所有権を主張できるそうです。
ベテランは「時には、豆粒くらいの金を見つけることもあるけど、砂金採りは地道な作業。長期間にわたって続けなきゃ・・・」と言います。

日本でも、各地に砂金採りを体験できる場所(自然掘りや水槽型)がありますし、「可能性としては、火山国の日本では、砂金が採れる川は案外多い」と言われています。